SHUNYA OKUMURA奥村 隼也

新卒入社EC商品 メンズバイヤー(2023年現在:FREAK'S EC事業部 EC MENS課 課長)

Q.奥村さんは新卒でデイトナに入社しましたが、もともとアパレル業界志望でしたか?

A.「アパレル企業に絞らず、『アメリカ』というキーワードを軸に、いろんな企業を受けました」

いえ、いろんな業界を受けていました。就活中に決めていたことは、アメリカに関われる企業を受けること、のみ。両親の影響で小さい頃からアメリカ映画や音楽・スポーツに触れていて、自分の根幹にはずっとアメリカ文化がありました。
卒業旅行として、国道ルート66を車で横断する旅に出たくらい好きなんです。その旅行で、アメリカ人の寛容さや、ゆるやかに進む時間に魅了され、卒業後はアメリカに携わる仕事に就くと決めました。

アメリカ文化を扱う企業ならどこでも受けていて業界はバラバラ(笑)。そんな中、アメカジのセレクトショップを展開するデイトナを知りました。もともとファッションが好きだし、じゃあ説明会に行こうと。

Q.デイトナの会社説明会を受けてみて、どうでしたか?

A.「代表のアメリカ愛とビジネスマンとしての才気に魅了され、入社を決意しました」

いろんな企業の説明会に行きましたが、デイトナが一番、楽しかったですね。最初に創業者の鹿島が登壇し、窓の外を見て開口一番、「今日はカリフォルニアのような晴天だな!」と一言。その豪快な佇まいに驚きました。この人には敵わない!代表に魅了され、説明会終わりに駆け寄って、色々質問をしました。

鹿島の口ぶりから、どれだけアメリカ文化を愛しているかを感じ、同時にビジネスマンとしての凄さも分かりました。需要に供給し、その関係を仕組み化するのが一般的なビジネス。でもファッションビジネスは、そこに感性が加わる。お客さまのニーズや好みを追究し続けていかなければならず、永遠に完成しない。そんなお話をいただき、ここで働くのは面白そうだと思い、応募。ご縁もあって、内定をいただけました。

Q.入社後、最初に赴任した勤務地はどこですか?

A.「千葉県・船橋市にある、FREAK’S STOREららぽーとTOKYO-BAY店です」

まず、FREAK’S STOREららぽーとTOKYO-BAY店(千葉県・船橋)の販売スタッフとしてキャリアをスタートさせました。順風満帆なスタート、と言いたいところですが、実際は苦難の連続。
接客経験がなく、どうやってお客さまに接したらいいか分からない。当然自分の顧客様もゼロ。途方に暮れましたね。ただ、先輩が営業終わりにロープレをしてくれたり、接客のコツを伝授してもらったりして、少しずつ、販売スタッフとして成長していきました。
メンズのカテゴリーリーダーに抜擢された経験も大きかったですね。新規客を呼び込む施策を考えることで売上達成のスキルがつき、同僚たちを動かすことでマネージメント力を培うことができた。それが後の店長職に活きたんです。

ららぽーとTOKYO-BAY店で2年6ヶ月働いた後、高崎オーパ店(群馬県・高崎)の店長にならないかと打診されました。新しい経験ができるチャンス!と思い、二つ返事で了承しました。でも、やってみたら大変。レディースとメンズを担当するスタッフがいて、それを統括しなければいけない。楽しく働いてほしいけど、成長もしてほしい。そういう職場環境をプロデュースする大変さを味わいました。本部スタッフのサポートがなければ、乗り切れませんでした。
その後は、長島店(三重県・桑名市長島町)と三井アウトレットパーク幕張店(千葉県・幕張)でアウトレット店の店長。そして、新宿にあるSig FREAK’S STOREへ異動し、ここでも店長に。現在は本社にあるEC統括本部に異動し、メンズバイヤーとして働いています。

Q.入社してから現在まで6か所を異動。いろんな場所で働く中で、得たことは?

A.「各地域で異なる県民性に触れられることは、楽しく、自分自身を成長させてくれました」

率直な感想は、楽しい!各地域によってお客さんの県民性があり、ニーズが異なる。同じ日本人なのに、全然違う。その多様性に触れられるのは、面白いです。あとは知り合いが増えました。高崎オーパ店で店長をしていた時は、お客さまと飲みに行ったり、バスケをしたりして、フリークスを通じてコミュニティは広がっていく事で毎日充実していました。もちろん仕事もしっかりとしていました(笑)。今でも連絡を取るくらい、仲が良いです。唯一の大変なのは、引っ越しだけですね(笑)。1年に2回引っ越しをした時もありましたね。

Q.地方店で働く醍醐味は?

A.「知らない土地でFREAK’S STOREの認知度を上げていき、お店を育てられる」

長島店の店長をしていた時、特に醍醐味を感じました。都心部だとFREAK’S STOREを知っている方は多いのですが、地方だとそうじゃない。長島店は三重県内で初出店のため、三重のお客さまはFREAK’S STOREのことを知らない。
お店の良さをコツコツと伝えていき、徐々に認知され、ある日、「FREAK’S STOREは良いお店だね」と言われるまでに成長させました。自分の手でお店を大きくし、その様子を直で見られるのは、地方で働く楽しさです。そこにやりがいがありますし、自分が働く意味を見出せました。

Q.デイトナで働いて良かったと感じるのは、どんな時ですか?

A.「若いうちから責任ある仕事に挑戦でき、その挑戦をバックアップしてもらえた時」

デイトナは自分が成長できる場を常に与えてくれます。入社当時は地方勤務を望んでいませんでしたが、挑戦してみると、想像もしていなかった世界が待っていました。この会社は、若いうちから責任ある仕事を任せ、その手助けをしてくれます。
僕が初めて店長になった時、僕は26歳でした。そんな経験の少ない僕を周りの人たちがサポートしてくれます。そのバックアップがなければ、何もできなかったと思います。でも凄く重要だと感じているのは若い社員全員にチャンスを与えるわけではない。もがきながらも、どうすればお客さまがワクワクするかを真剣に考えている人は必ず誰かが見ていて、それがチャンスに繋がると感じています。

Q.デイトナにはどんな人が働いていますか?

A.「好奇心旺盛な人ばかり。その最たる人が代表の鹿島です」

好奇心を持っている人たちの集まりです。この仕事って、お客さまにワクワクを伝えないといけない。そのためには、自分が一番ワクワクしていないといけないんです。
だからみんな、サーフィンやアウトドアなど、様々な分野の趣味を極めた“遊びの達人”が多いんです。その一番の“遊びの達人”が、代表の鹿島です。休みの日はいろんな所へ出掛けているんですが、仕事となると、社員に目を配り、なにかあれば食事に連れて行ってくれる良きリーダー。
多趣味な人が多いので、趣味を通じた友人もできます。休日に会社の人と遊びに行く社員は多いですよ。

Q.奥村さんが夢中になっていることは?

A.「ファッションECサイトを通じて日本のサブカルを伝えること」

アメリカ文化はもちろん好きなのですが、今は日本のサブカルを伝えることです。今EC向けメンズ商品のバイヤーとして、商品調達や企画立案をしています。僕はサブカルが好きなので、デイトナのECを通じて、サブカルの魅力を多くの方に知ってもらいたいと思っています。もちろんビジネスなので、売上は考慮しつつ、自分の好きなものが仕事に繋がる。こんなに楽しいことはないですね。
より多くのお客様へフリークスの熱狂性が伝えられるようにもっと多くのチャレンジをし続けたいです!

※本文中の所属・業務内容は2021年2月時点のものとなります。