Q デイトナが2社目の天沼さん。前職ではどんな仕事をしていましたか?

「シューズブランドの販売員を経験した後、バイヤー兼MDの仕事に就きました」

シューズブランドの販売員として入社し、最初はお店で接客をしていました。4年ほど経った頃、新しいビジネスを企画する社内コンペがあり、それに応募したんです。当時、働いていた店舗の2階スペースを利用した新感覚のコミュニティセレクトショップを提案したことがありました。
その企画を通じて、普段お話の出来ない役員の方とコミュニケーションを取ることが出来、バイヤーになりたいと相談したことがあったんです。すると、ちょうど枠に空きがあるから異動できることに。MD業も担当し、バイヤー兼MDとしてその後6年、働きました。


Q デイトナに転職をしようと思った理由は?

「洋服のバイヤーになりたかったからです。また新しい環境で働きたいという思いもありました」

前職の会社では靴だけを担当していたんですが、靴だけでなく洋服にも携わりたかったんです。それに入社して10年経過していたこともあって、そろそろ新しい環境で働きたいなと思っていたところ、デイトナがメンズバイヤーを募集していると知りました。
実は、販売員をしていた店舗の隣にFREAK’S STORE渋谷店があったんです。もともと馴染み深かく思っていたFREAK’S STOREに、ご縁もあって内定を貰え、入社しました。

Q 働きはじめた当時、デイトナにどんな印象を受けましたか?

「社長を中心に、社員が団結する姿に感銘を受けました」

創業者の鹿島の求心力に驚きました。自分のビジョンをはっきりと持ち、仕事に情熱を捧げる熱い方。僕もそんな鹿島に魅力を感じました。僕が入社した2017年当時は、鹿島と同じフロアで働いており、距離が近かったんです。なのでより鹿島の人柄を感じられましたね。

今は会社も移転して、社員が更に増えましたが、当時鹿島が抱いていた想いは会社の根底にあります。
大きくなればなるほど企業のビジョンを浸透させることが難しくなりますが、デイトナの社員にはちゃんと伝わっている。うちにはビジョン・ミッションを浸透させるプロジェクトチームがあるのですが、根底のところから同じ方向に向かう、団結力はすごいと思います。

Q 現在の業務内容を教えてください。

「社会情勢を見据えて売れる仕組みを考えています」

FREAK’S STOREのメンズバイヤーとして、シーズンごとの仕入れ計画を作成し、バイイング、別注、イベントの企画をしています。ブランドディレクターも兼務しているので、シーズンごとにテーマを打ち出し、提案することも私の仕事です。
そのテーマを考える時に大切なのが、アパレル業界だけでなく、社会という広い視点を持つこと。社会情勢を見極めながら、売れる“仕組み”を考える必要があるんです。例えば、新型コロナウイルスの影響で、密な場所を避ける傾向になりますよね。そんな現状になると、広い場所で楽しめる“コト”の人気が高まるんです。であれば、そのニーズに合った洋服を提案したり、“コト”に繋がる需要を把握しないといけません。昔の所謂バイヤーは、仕入れ計画を立てて、ファッションのトレンドを、別注を組んで取り入れて発注をするのが主な仕事でしたが、今は仕入れをしているだけでは売れない時代に突入しています。

Q メンズブランドディレクターやメンズバイヤーになるため必要な素質は何だと思いますか?

「ブランド・お店・メディア・インフルエンサー等「人」から独自の商品を引き出し巻き込めるコミュニケーション能力」

コミュニケーション能力だと思っています。ブランドを持っている企業の方と親しくなることで、一見では受けてもらいにくい別注をオーダーできたり、展示会に置いていない商品を教えてもらえたりする。コミュニケーションを取って自分を信頼してもらうことで、独自の商品を引き出すことができるんです。
そのためにも、いろんなことに興味関心を持ち、知識を増やしていく必要があります。ブランドで働く方々は、知識が豊富。対等に話すために、自分も幅広い知識を持っていないとダメなんです。僕自身、日頃から洋服だけでなく、インテリアやアートなどにいろんなものに触れるようにしています。


Q デイトナで得た“特別な経験”は?

「音楽フェスを企画し、イベントのために奔走したこと」

入社2年目の頃、音楽イベントをしたいと企画し、450人規模の音楽フェスを開催させてもらったことがありました。これは忘れられない経験でしたね。
アーティストに出演交渉をしたり、オーディオメーカーさんに協賛のお願いをしたりと、奔走しました。なぜその企画にゴーが出たかというと、僕が本当にいいと思ったものを提案できたから。会社のビジョンは、「楽しいこと豊かなことをみんなに伝える」。そのビジョンに合致した企画提案だったから、採用されたんだと思います。
売上も大事ですが、それ以上に自分が情熱を捧げているかどうか、その情熱を伝えきれたかどうか、が見られています。

Q 音楽イベントを企画したことで、天沼さんにどんな変化がありましたか?

「やりたいことを周囲に伝え、それを行動に移せる積極性が培えました」

本当にやりたければ、実現できるんだなと気づかされました。今からオリンピック選手にはなれませんが(笑)、やりたいと思ったことを口にすれば行動に移せる。その行動が、自分自身の成長に繋がるんです。何もしないで待っていては、成長の機会を失っています。もったいない! デイトナで働きはじめて、積極的に動くようになりましたね。


Q 一緒に働く同僚はどんな人が多いですか?

「なんとしてでもお客様に喜んでいただくんだ!という熱い気持ちを秘めながら働く人が多いです」

熱い人が多いですね。新型コロナウイルスのせいで来客が減っている世の中ですが、なんとしてでもお客様に喜んでいただこうと、努力している。その行動は熱意があるからこそできるんだと思います。一致団結して売ろうとする、その行動力はすごい。この規模の会社で、これだけの力があるのは、珍しい。この団結力は日頃からコミュニケーションを取っているからだと思います。
デイトナではメンバーの発案で、社員同士が交流する場を定期的に設けており、コロナ前はスノーキャンプやサーフキャンプなどの全社イベントを企画し、コロナ渦の今はオンライン交流会も開催しています。そういったコミュニケーションの積み重ねが、結束を強くしているんだと思います。

※本文中の所属・業務内容は2021年2月時点のものとなります。