INTERVIEW 5th year after梅村 真央 & 斉藤 恵介
新卒入社5年目対談

PROFILE
梅村 真央(左) | 人事総務部 採用課 |
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斉藤 恵介(右) | FREAK’S STORE mozoワンダーシティ店 店長 |
- Q.入社からこれまでのキャリアステップを教えてください。
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A.
斉藤 入社して最初の配属は錦糸町PARCO店へ。その後関東の様々な店舗を経験しながら3年目に副店長、4年目には店長としてお店を任せていただくようになりました。現在はエリアを変え、お店の規模もより大きいところで挑戦するため名古屋のmozoワンダーシティ店で働いています。
梅村 私は少しイレギュラーな経歴なのですが、1年目からずっと人事総務部で働いています。採用以外にもいろいろなプロジェクトに参加させていただいたり、店舗の経験もしたいと思って一時期は兼任をしていた時期もあるのですが、基本的には新卒採用を軸に、今は研修の企画・運営などにも広く携わっています。
- Q.自身の成長を感じるのはどういうときですか?
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A.
斉藤 これまで6つの店舗を経験させていただいて、たくさんの人と出会い、いろんな考え方を知るうちに”人間力が磨かれた”と感じます。また、日々起こるさまざまな事象に対して、主観的に捉えるのではなく俯瞰して冷静に対応できるようになりました。自分と異なる考えを持つ人に対しても「違うから仕方ない」で終わらせるのではなく、相手のバックボーンまで想いを巡らせることで、フラットな視点で本質を見極めることができるようになったと思います。
梅村 「自分がやっていることが本当に人のためになっているのか」や、「本当の優しさってなにか」というのをすごく考えるようになりました。これまで私が担当してから200名以上の方を採用しており、そのメンバーたちが入社した後もしばらく伴走するように心がけています。サポートしていく中で相手の成長を考えたときに「嫌われるかもしれない」と分かっていても言ったほうがいいという場面があります。本当に言わないといけないことを頭で分かっていながら、その場の平穏を優先するのは相手のためでも、優しさでもなく、ただの保身だと思うんです。就活をしていた頃“自分がやりたいこと”にフォーカスして、働くことは自己実現のためという風に考えていた学生時代から比べると、“自分のためではなく人のためになっているか”を本当の意味でいつも考えるようになったと思います。
- Q.同期としてお互いにどのような印象を持っていますか?
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A.
梅村 とにかく真っ直ぐで思いやりのある人。私が悩んでいることや、本音を話した時の第一声が「話してくれてありがとう」で、その言葉が真っ先に出る恵介を本当に人として尊敬しています。一人ひとりに対しても、チーム全体やお店づくりにおいてもひたむきに考えて実行できるところがすごいなと思っています。距離も離れていて部署も違いますが、恵介の話はいろいろなところから耳に入ってきて、エリアマネージャーたちからの信頼も厚く、後輩たちもしっかりついてきている。それってやっぱり誠実さや人間力があるからこそ、そういう存在になれるんだろうな、とひとつ前の質問への回答を聞いて納得しました。
斉藤 新卒を店舗に迎えるたびに、「この子たちも真央が採用してくれたんだな」と感慨深い気持ちになります。何百人もの入社希望者と向き合って、一人ひとりの良さや素質を見出して、合う環境を見つけるということは、視野が広くないとできないこと。面接に参加させてもらうこともあるのですが、面接ひとつとっても、多くの人と対峙しながら一人ひとりに意義のある質問を投げかけるというのは精神的にも、頭脳的にも疲弊してしまうなと感じています。それを日々やり遂げているというのはすごいスキルだなと思います。
梅村 嬉しいですね。この熱さも「恵介だな~」って思います。面接に協力してもらう際も恵介は学生たちに向けて、ただ洋服を販売しているのではなく、こんなに熱い想いを持って仕事しているということをストレートに表現してくれるのでありがたいな、といつも思っています。
- Q.他部署で働き続けてきた2人が、こんなに仲がいいのはどうしてだと思いますか?
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A.
斉藤 類は友を呼ぶではないけど、離れていてもお互いに刺激しあっている感覚があります。新卒が入るたびに真央の成果を肌で感じますし、リスペクトするとともにいい意味で悔しさを覚えて、自分も「もっと頑張らなきゃ」って思える。そういうちょっとした瞬間につながりを感じます。
梅村 デイトナ自体が社内の距離が近い会社なので、エリアが離れていても個人の成果が共有されやすい環境というのもあるかもしれません。あとは、普段話していて感じるのは、恵介と私は人や会社に対する想いが近いのかなって思います。その中で「自分はこうなっていきたい」というマインドを持ち続けているからこそ、働く環境が違っても一緒に遊んだり、なにかあった時に話せたりする存在にお互いがなっている気がします。
斉藤 僕らに限ったことではなく、デイトナは人に興味がある人が多いですね。本部で働く人たちも積極的に店舗へ足を運んで、コミュニケーションを取ろうとしてくれるし、変化にも敏感に気づいてくれる。なにか困ったことがあっても絶対に手を差しのべてくれる人がいます。そういったお互いへの自然な関心によってコミュニケーションが円滑になっているんだなと日々感じています。
- Q.今後の目標を教えてください。
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A.
斉藤 これから先、AIの進歩や気候変動などさまざまなことがめまぐるしく変わってゆくなかで、いっそう”人にしかできないこと”や”人間力”が求められると思っていて、そういう視点で動ける人が増えることでより会社として成長していけると思っています。人が会社を創るし、人が育つことになによりも価値がある。自分もいつかエリアマネージャーといった立場で、より多くの人たちの成長に携わっていきたいと考えています。
梅村 これまで人事という切り口で、デイトナがもっとお客様に喜んでいただける組織になるには自分になにができるかを考え続けてきました。ここからは新しい居場所を作るような、デイトナの中で「こんな活躍の仕方もあるんだ」と思ってもらえるような活躍できる場所の幅を増やしていきたいと思っています。そして挑戦したい人たちの道を切り拓く存在になっていきたいです。