INTERVIEW 1st year after黒坂 紗知 & 加行 竜猛 & 栗山 渚

新卒入社1年目対談

PROFILE

黒坂 紗知(左) FREAK’S STORE ルミネエスト新宿ウィメンズ店
加行 竜猛(中) FREAK’S STORE 渋谷店
栗山 渚(右) FREAK’S STORE ららぽーとTOKYO-BAY店
Q.自己紹介とデイトナへの入社を決めたきっかけを教えてください。

A. 

黒坂 私が会社選びの軸にしていたのは、「自分が楽しいと思ったことや自分のアイデアで多くの人を楽しませることのできる仕事かどうか」ということ。その点で、デイトナはファッションを主軸としながら、他にも地域の自治体や企業とのコラボを積極的にしていて、社会のいろいろなところにコミュニティがあるというところが面白いなと思いました。決め手になったのは「シビレ企画」という社内の制度があること。販売員からの視点で意見出しをして、そのアイデアをPOPUPとして形にできることがとても魅力的でした。

栗山 私はデイトナで働く方たちの楽しそうな姿が決め手になりました。みなさん情熱を持っていて、かつ年次や決められたキャリアステップなどで縛られることなく、自分が心から「やりたい」と思って行動すれば応えてくれて、活動の幅を広げることができるというのはとても魅力に感じました。

加行 僕は学生時代に下北沢の古着屋さんでアルバイトをしていたのですが、そのお店によくデイトナの社員の方が買い物にいらっしゃっていて、いろいろとお話をするうちにみなさんのファッション熱の高さに惹かれました。それに加えて、「誰かのために」という軸で動く方が多くて、就活のときもすごく親身になって話を聞いてもらったという経験も大きいです。

Q.1年を振り返って、大変だったことと楽しかったことを教えてください。

A. 

加行 入社当時は忙しさに一杯一杯になってしまい、肝心の接客まで気を配ることができていませんでした。でも、販促担当という店舗SNS運用の役割をいただいてから、いかに商品の魅力を伝える発信ができるかを考えていくようになり、そこから店舗でもどのように魅力を伝えたらいいのかなど、もっと接客に集中することができるようになっていったと思います。最近も新規でご来店いただいた60代のお客さまから電話でお褒めの言葉をいただくということがあり、すごく嬉しかったです。同時にお客さまときちんと向き合うことの大切さを改めて感じさせられました。

栗山 大変だったのは、自身の理想との戦いです。私のなかで言われたことができるのは当たり前、想定外の場面でも最高得点を出していきたいという気持ちが強くて。周りからみたら些細なミスでも、積み重なっていくとかなり落ち込みます。正直、私は接客が好きでこの仕事を選んだタイプではないのですが、実際入ってみるとやっぱりお客さまとお話をする時間が一番好きです。お褒めの言葉をいただいたり、笑顔で帰ってくださったりする一人ひとりのお客さまのおかげで毎日楽しいです。

黒坂 昨年の10月に念願のシビレ企画を実現できたことが、大変だったことであり、楽しかったことですね。私が大好きな名古屋の「POLLEN VINTAGE」という古着屋さんにお声がけをしてPOP UPを開催したのですが、私たちのお店でこの企画を実施する意義を説明するところから始めて、コンセプトや予算の設計、売り場づくりやSNS告知まで全てを取り仕切るのですが、初めてのことばかりだったにも関わらず1人で抱え込んでしまって、その時期が結構大変でした。

加行 僕もお店に行きましたが、入社半年で企画をカタチにしていて「すごいな」と思いました。

黒坂 加行くんやほかの同期の子も相談に乗ってくれたり、お店にきてくれてとても励みになりました。また、苦戦していたときに副店長の先輩に相談をしたところ、ミーティングで新宿店のスタッフにプレゼンする機会を作ってくださいました。そこではPOLLEN VINTAGEさんがどういうお店で、どういう接客を普段されているのか、私が好きなところは何かなどをみんなに伝えたのですが、みんなもそれを聞いてだんだん盛り上がってきて、結果的に楽しく本番を迎えることができました。

Q.自身の成長を感じるのはどういうときですか?

A. 

黒坂 下半期から中途入社の方や内定者が続々と入ってきて、気づけば1年目の私がお店の歴では中堅のポジションになっていました。最初の頃は自分自身の接客のことばかり考えていたのですが、人が増えてきたことで「チームにとって何ができるか」を考えられるようになったことが成長ポイントだと思います。私も歴が浅いからこそ「迷っているときにどんな声をかけてもらいたいか」とかマインドの部分で理解できることも多いと思うので、これからもチームの架け橋となるような動きができたらいいなと思っています。

加行 僕が尊敬する先輩方は一人ひとりのお客さまと向き合うことはもちろん、お店の見え方についても考えが深いのでいつも刺激を受けています。そのおかげで販促担当として、まだ来たことがない方にも渋谷店の魅力が伝わるような投稿やスタイリングを考えて、よりお店全体の見せ方を意識できるようになってきたと思っています。

栗山 何事も自分優先じゃなくなったこと。最初のうちは自分が嬉しいと思うことややりたいことを無意識にでも優先していたと思うのですが、そこがだんだんとチームの誰かのため、お客さまのため、会社のためという軸を持てるようになってきました。そのおかげで、迷ったときややりたいことがあるときの判断材料として、これはお客様のために本当になっているかな、会社のためになるかな、と冷静に考えることができるようになりました。

Q.今後の目標を教えてください。

A. 

栗山 抽象的ですが、飛び抜けた人間になりたいです。苦手なことは克服して、得意なことはもっと得意に。今は周りにいる素敵な先輩方を真似して吸収している段階ですが、吸収したことをさらに噛み砕いて、自分だけの雰囲気やチーム作りに生かしていきたいです。

黒坂 いろんな視点から考えられる人になりたいです。具体的には、お客さまに楽しいモノ・コトと出会っていただけるように、そういう瞬間を共有したり届けられたりできるようになりたい。またこれから後輩が入ってくるのが楽しみです。デイトナにはメンター制度というものがあって、私も先輩に向かい合って指導してもらいながらここまできたので、私も後輩に対してモチベーションが上がるようなコミュニケーションを意識して向き合いたいと思っています。そうやってチーム全体に視野を広げながら、お客さまとも向き合っていきたいと思います。

加行 僕も一緒に働いている先輩たちからたくさんの影響を受けていて、洋服もそうだし売り場作りなど仕事も全てにおいてこだわりを持って取り組みたい。これから入ってくる後輩たちにとって、僕がお手本に思ってもらえるような存在に成長していきたいです。そして、いつかは副店長になって、かっこいいお店作りができるようになりたいというのが今の目標です。