MIKI FUJIMAKI藤巻 美喜

中途入社FREAK'S STORE 新潟店 カテゴリーリーダー(2023年現在:FREAK'S STORE 岡山店 店長)

Q.販売スタッフとして働きたいと思ったきっかけは?

A.「キラキラした販売員さんがすごく格好良いと感じたのがきっかけ」

昔から古着が好きで、高校時代からよく古着屋さんに通っていました。お店に入るとおしゃれな販売スタッフさんがいて、洋服について話しているだけで楽しい。スタッフさんのファッションへの熱量もすごく、その熱さに影響され私もファッションが好きになりました。
服も好きなんですが、どちらかと言うと「お店で働く人」が好き。ファッションビルで働く販売員さんが、建物内を颯爽と歩く姿がキラキラしていて、かっこいい。私もこんな人になりたいという憧れから販売スタッフを目指しました。

Q.入社前のキャリアとデイトナに入った経緯を教えてください。

A.「“デイトナはあなたの人生を変えることができる。私たちはあなたと一緒に働きたい”という面接での一言が全てでした」

高校卒業後、20代女性向けのアパレルショップで2年半、そのあとは古着屋で2年、販売スタッフとして働きました。ただアルバイト契約だったので、フリーターとして働く自分から抜け出したい、社員として責任感を持って働きたい。そんな気持ちが芽生え、就職活動をはじめました。
その時、ららぽーと立川立飛店でオープニングスタッフを募集しているのを知り、本社に直接電話して面接を受けたいとお願いしたら、すぐに面接の場を設けてもらいました。

面接では、デイトナはどんな会社なのか、フリークスストアでどんな仕事をするのか、といった説明を受けました。
その時面接をしてくれた当時のららぽーと立川立飛店店長の圓井さん(現エリアマネージャー)の「デイトナはあなたの人生を変えることができる。私たちはあなたと一緒に働きたい」という言葉は今でも忘れられないです。私も人生を変えたい、フリーターではなく、ちゃんと仕事に向き合う立場に立ちたい。そう思っていたので、「やります!」と即決しました。人生の決断をした瞬間ですね。
実はその時、某大手セレクトショップの2次面接まで進んでいたんですが、デイトナの面接を受けた後、2次面接を断ろうを決めました。

というのとは他に、デイトナを選んだ別の理由もあって……。それが「スノーボード」。
デイトナの採用ホームページを見ていたら、社内イベントとしてスノボを開催しているという情報があって、私の趣味がスノボなので、「スノボができる!」というやや単純な発想も入社を決めた理由です(笑)。

Q.契約社員で入社し今は正社員として働いていますが、入社してからどのようなキャリアを歩まれましたか?

A.「2015年の入社後4店舗を経験。その間の正社員登用試験での失敗がその後の自分を強くした」

ららぽーと立川立飛店のオープニングスタッフとして、2015年に入社。10ヶ月の経験の後、ルミネエスト新宿ウィメンズ店へ異動。1年後には池袋パルコ店で働き、その4ヶ月後に、現在いるビルボードプレイス新潟店でカテゴリーリーダー(レディース)として働くことになりました。

契約社員として入社して、その6ヶ月後に正社員登用試験を受けたんですが、私、1度目は不合格だったんです……。
不合格の原因は、自分を甘やかしていたから。当時、正社員になるには、ファッション販売能力検定2級の取得が必須なんですが、それに落ちてしまい、正社員になることができませんでした。勉強が苦手だと分かっていたのに、その努力を怠ったんです。
応援してくれた仲間や、自分を試験に送り出してくれた上司に申し訳なかったですし、危機感のない自分が恥ずかしかった。だからそこから一生懸命勉強し、翌年2度目の登用試験を受けた時には、検定にも合格。面接を経て、正社員になれました。

Q.現在はレディースのカテゴリーリーダーですが、具体的な仕事の中身を教えてください。

A.「店長の下でレディースカテゴリーを全て管理する立場」

カテゴリーリーダーには新潟店へ赴任するタイミングで任命されました。
主な仕事は、レディースカテゴリーにおいての「業務管理」「人材管理」「売場作成」の3つです。
「業務管理」では、売上の目標・実績の管理をしています。「人材管理」は人材育成。スタッフが目標をもって成長できるよう、お手伝いしています。「売場作成」に関しては、うちはセレクトショップなので、お客さまが売り場に入って「フリークスストアは楽しい!」とワクワクしてもらえるよう、レイアウトを考えるなど売場のプロデュースを行っています。

Q.新潟に来る前は東京の店舗で働かれていました。知らない土地で働くことへの不安はありましたか?

A.「自ら希望して新潟に異動。新しい世界と経験にワクワクしか無かった」

ぜんぜん(笑)!むしろ、知らない土地に行きたくて異動を希望していたので、それが叶って嬉しかったです。新潟店をオープニングさせるまでの準備期間は楽しかったですね!ららぽーと立川立飛店のオープニングスタッフとしてデイトナに入社したので、オープニングの経験はあったものの、以前は指示されて動くだけ。今回はカテゴリーリーダーの立場なので、自分で考えて動くことが多く、新しい経験にワクワクしていました。
逆に大変だったのが引っ越しです(笑)。と言っても、引っ越し資金や新潟までの交通費、家賃手当など会社のバックアップがあったので、金銭面では助けられました。現地採用のスタッフが新潟を案内してくれたこともあって、知らない土地で孤独を感じることもありませんでした。
あとは、新潟に来る前は実家暮らしだったので、初めての一人暮らしにも苦労しました。特に家事には苦戦していて……(笑)。親のありがたみを感じましたね。

Q.新潟に住み始めて感じた、この土地の良さとは?

A.「よそ者でも関係なく受け入れてくれる、懐の深さが新潟の魅力」

繋がりがあることですね。新潟の方はすごく優しいんですよ。夏に開催される音楽イベントに行った時、仲間を紹介してくれ、私を受け入れてくれた。東京出身なので、私、よそ者じゃないですか?でも出身とか関係なく「来なよ!」って誘ってくれる。そういう時に「人と人の繋がり」を感じられます。
「人と人の繋がり」は、お客さまとも感じていて、お客さまがご友人を紹介してくれた時は、家族の一員になったような温かい気持ちになりましたね。

Q.藤巻さんが思うデイトナの良さとは?

A.「エネルギー溢れる人の集まりで、そんな個人にチャンスを与えてくれる企業。常に夢の実現を応援してくれる」

働く人がエネルギッシュなこと。みんな、やりたいことを持ち、会社は社員の気持ちに応えようとする。チャンスを与えてくれるんです。だから前向きに仕事に取り組める。
社員が交流できるイベントが多い会社なので、やりたいことを言いやすい環境でもありますね。社内イベントに行けば、社長や本社の部長も来るので、そこでやりたいことを直接伝えることもできるんです。
私の場合は、知らない土地で働きたいと希望を伝えたので、新潟に赴任することができました。そしてこの土地に来たことで、次に進むべき道も見つけられました。

その道とは、新潟の人々にデイトナが提案する「豊かな生活」を伝えていくことです。まずは地元で開催されるイベントに出店し、フリークスストアを知らない人にアピールしていきたい。
もちろん一緒に働く現地採用スタッフにもデイトナという会社のよさをもっと知ってほしいと思ってます。それが出来たら、次もまた知らない土地へ行き、デイトナを知らない人にデイトナを伝える「文化継承」もしていきたいですね。

Q.デイトナに入社した時と今を比べて、なにが一番変わりましたか?

A.「自分が中心ではなく、一緒に働く仲間への感謝を持てるようになったこと」

人の意見をちゃんと取り入れられる人間に変わりました。デイトナに来る前の私は我が強く、常に「自分、自分」でした。でもここで仲間と働く中で、人の意見を聞き、その人を知ることが働くうえで大切なんだと気付けたんです。
やっぱり、自分だけじゃ何もできないんですよね。色々な方からのサポートあっての自分。だから、会社や上司、同僚に「ありがとうございます」と心から、本当に心から、感謝できるようになりました。

※本文中の所属・業務内容は2019年8月時点のものとなります。