Q.デイトナ入社までの経緯を教えてください。

A.「成長フェーズのデイトナでやれることがたくさんがあると感じました」

最初の2社はファッションとは関係ないウェブの事業会社でした。ビッグデータ活用、SEO対策、UI/UX改善を中心に企画とディレクションを担当していました。その後、セレクトショップを運営するアパレル企業に転職しました。UI/UXディレクターとして、ウェブやアプリのオンライン領域のUI/UX改善、CRMを主に担当しながら、OMOのプロジェクトなどにも携わっていました。それまでの2社は体験がオンライン上で完結していたので、お顔が見えないお客様の存在を一人ひとりとして実感することが正直あまりありませんでした。ですが、アパレル企業に転職してからは店舗のヘルプやイベント等で、実際のお客様と触れ合う機会がありました。すごく新鮮に感じたというか、自分の中で「n=1(データ上で見る1ユーザー)」の捉え方が変わりました。その中でOMOのプロジェクトに関わりながら、オフラインとオンラインの体験をシームレスに設計するといったUI/UXを考えるのが自分の仕事になっていきました。デイトナに入社したのは、前職の上司がデイトナにいて、私もそこで働きたいと思ったのが正直なところです。前の会社がECとしてはほぼ完成している状態だったので、デイトナが今成長フェーズだと聞いて、できることがたくさんあって面白そうだなと思いました。オンライン領域、OMOという文脈ではデイトナはやれることがたくさんあると感じています。そこに投資していくことが経営方針としてしっかり決まっていることもとても魅力的でした。

Q.DX本部の役割を教えてください。

A.「デジタルの力を使って顧客体験・仕事の中身を進化させる部署だと考えています」

DX本部は、お客様の体験を、デジタルの力を使ってより良いものに変えていくことが求められている部署です。「DX」と聞くと、よく人員削減みたいな考えと思われがちですが、デイトナのDXの根幹にあるのはそうではなく、アナログの良さとデジタルの良さを融合して、何ができるかを考えていくことだと捉えています。お客様からヒアリングする情報に加えてデジタルデータを活用して、お客様の欲しい情報を提案したり、お客様にとって心地よいチャネルで最適な情報をお伝えしたりするような。デジタルの力を使ってお店のスタッフの方々を手助けするだけでなく、仕事の中身自体を進化させるための組織だと考えています。

Q.現在の目黒さんの仕事内容は？

A.「UI/UX体験の改善がミッションです」

私はプロダクトデザイン部のUI/UXセクションに所属しているのですが、目下のミッションはECサイトのUI/UX体験の改善です。サイトのリニューアルに向けて現在準備を進めています。また、OMO施策でお店にDXを導入するプロジェクトを担当しており、お店での顧客体験をアップデートするというのもミッションです。直近では、お店にカメラを導入しながらお客様のデータを収集したり、お店にインタラクティブミラーを置いて、AIがお客様に合った商品を提案したり、接客の手助けをするサービス開発に取り組んでいます。今は、オンラインのデータをオンラインの体験に生かすことは比較的やりやすいのですが、オフラインで収集したデータをオンライン・オフラインで活かすというのはまだまだ難しい領域だと感じています。そういう部分にも、今後積極的に取り組んでいきたいです。

Q.就業環境やチームの雰囲気について教えてください。

A.「上下関係なく、フラットに意見をぶつけ合える環境です」

まず、人間関係に関してとても働きやすいと感じています。上下関係なく、かなりフラットに意見を言えるチームだと思います。上司に対してもこっちの方が良いと思えば言える環境ですし、それに対して感情的に否定する人もいません。意見がぶつかるときって、人間関係と直結することがよくあると思うんですけど、人格と切り離した状態で純粋に意見をぶつけ合うことができると感じています。私自身は、自分の意見が通らなければ嫌だと思うタイプではなくて、自分が思っていたことと違った結果になっても、みんなで検討した上で納得してそうなったのならそれでいいです。いつもみんなと意見を交わしながらいろんなことが決まっていくので、仕事しやすいチームだなと思っています。

Q.デイトナでしか経験できないことはどんなことですか？

A.「DXに対してすごく積極的に協力してくれます」

アナログの良さを排除しないDXの模索ができるところですね。一般的にファッション業界はDXが浸透しにくい体質の会社が多いとも言われています。古き良き文化がいいこともあると思いますが、凝り固まっていて、変えることに壁がある場合もあると思います。でもデイトナは、お店のことを知り尽くしているベテラン社員のみなさんもDXの取り組みにすごく積極的に協力してくださいます。そんな会社はあまり見たことないです。全く排他的にせずに、デジタルに対して勉強熱心で、お店をもっとよくできる方法があったら教えて欲しいと存在を尊重してくださるので、それは本当にすごいところだなと思います。逆に私もお店のことをどんどん知っていけるようにみなさんから勉強させていただきたいと思っています。

Q.今後どういったスキルアップを目指していますか？

A.「当たり前じゃないものの先に当たり前がある。そこに投資できる会社は珍しい」

“まだない当たり前を作れる人”になりたいなっていうのは、新卒の時からずっと思っています。今はまだなくても、それが便利なものや革新的なもの、本質的なものだったら、多分その先で当たり前になっていくと思っています。そういったチャンスにつながるプロジェクトを任せてもらえる環境ってあまりないと思いますし、挑戦することに対してきちんと投資できる会社も珍しいなと思います。私は楽しいと思える仕事をずっとしていたいので、正直、あまり転職に抵抗がありません。だから楽しいって思えるところにいようって思っているのですが、今はすごくデイトナの仕事が楽しいです。楽しい仕事がずっとある会社であればいいなと思っています。

※本文中の所属・業務内容は2022年3月時点のものとなります。

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