MIO KURIHARA栗原 澪

新卒入社ブランディング本部 ブランド戦略部 コーポレート課 兼 プレス部 プレス課

Q.今のお仕事の内容を教えてください。

A.「『Aresense』というウィメンズブランドのPRと、コーポレートのPRを兼任しています」

コーポレートの方では、デイトナ・インターナショナルとして企業ブランディングを上げていくためのPRであったり、会社として取り組んでいるSDGs推進プロジェクトのメンバーとして働いています。再生可能エネルギープロジェクトの“フリークス電気”などが良い例で、さまざまな新しい取り組みの架け橋として、地方自治体の行政機関やNPO法人などの担当者とコミュニケーションをとって、プロジェクトを進めています。

Q.どういうところでやりがいを感じますか?

A.「デイトナの持つ、発信力やデザイン力でひとりでも多くのひとが社会問題に目を向けるきっかけを作りたい」

行政の抱える課題には、若い世代への発信と認知というものもあって、私たちの持つ若い世代に対しての発信方法やリーチ力、アパレルブランドならではのデザイン力が期待されていると思います。SDGsもそのひとつ。“フリークス電気”は、FREAK’S STOREの持つアメリカやアウトドアカルチャーともリンクするということで「ポップコーン」をアウトプットにしていて、最初はパッケージの可愛さや美味しいというところで興味を持ってもらえたらいい。そこから、実は耕作放棄地の課題に貢献しているとか、再生可能エネルギーになるというストーリーを知っていってもらえればいいと思っています。やれることはまだまだたくさんあると思うので、そういうきっかけとなるモノやコトをFREAK’S STOREでこれからも生み出していきたいです。

Q. 3年前に産休を取得されていますが、そのタイミングで働き方について考えることはありましたか?

A.「安心して休めて、安心して戻ってこられる環境が心強いです」

正直、色々な選択肢を考えました。でもいざ子供が生まれてみると、初めてのことばかりで仕事と家庭のバランスを取ることが本当に難しくって。復帰してからもキャリアステップを考えられたり、風通しがよかったりするデイトナに残ってよかったなと何度も実感しています。一般的な福利厚生がしっかりとあるので、安心して休んでいられるし、安心して戻ってこられるし、その後も変わらずに働けるという会社の環境がとてもありがたいです。

 

Q.お仕事と子育てはどのように両立されていますか?

A.「子育ての先輩たちも多く、気軽に相談ができるので日々助けられています」

9時半から16時半までの6時間、週5で時短勤務という形で働いています。PRという仕事柄、展示会や早朝からの撮影など、どうしても外せない仕事があるときは、夫とバトンタッチをして家庭内調整をしています。私のいる部署には子育ての先輩たちが何人もいるので、子供が急に熱を出したといった連絡は日常茶飯事です。共働きが主流になった現代らしい光景で、私としてはその様子が「自分だけじゃないんだ」というふうに安心できます。わからないことがあったらすぐに教えてもらえるし、理解のある職場で働きやすいです。

Q.キャリア復帰に対して不安はありませんでしたか?

A.「休業中も面談をしてもらったことが支えになりました」

私の人柄を知っている上司が産休・育休中に2度面談をしてくれました。日常会話をはじめ、会社や部署の動向など教えていただき、当時はコロナ禍の初期で外出もできないし、世の中的にもピリピリしていたので、そういった時間をつくってもらえたことはとても大きな支えになりましたね。あくまでこれは私の話ですが、これから同世代や後輩の女性スタッフたちもそういったタイミングを迎える人が増えてくると思うので、ひとつの一例として参考になれたらと思っています。

Q.5年後、10年後の将来どのように働いていたいですか?

A.「子供たちの未来を少しでも良い方向に変えていくための取り組みに注力していきたい」

これから力を入れていきたいのは、SDGsのプロジェクト。母となったことで、改めて子供たちの未来のために先行きの暗い現状を少しでも良い方向に変えていきたいと真剣に考えるようになりました。アパレルという業態のため、モノ作りや小売として切り離せないことも多いのですが、企業としてできる限り貢献できるような仕組みや施策にもっともっと注力していきたいなと思っています。